超人気ラーメン屋「ZUND-BAR」 こんにゃく麺のラーメン
低糖質化が進まないレストラン業界
ここ数年で、一気に低糖質ブームが押し寄せてきました。
国民病とも言われている糖尿病や糖尿病予備軍の人も年々増加している今、このブームは一過性のものではなく、永遠に続くのではと思えるほど。
実際、低糖質ダイエットのニュースを頻繁に目にするようになってからは、各食品メーカーも糖質オフや糖質0といった商品開発に力を入れ、スーパーだけでなく、コンビニでも当たり前のように置かれるようになっています。
しかし、一方で、遅々と進んでいないのが、レストランサイド。
大きなレストランチェーンや健康に感度の高いレストランは、糖質控えめのメニューを出しているところもちらほらと出てきましたが、実際は圧倒的に少ないのが現状です。
お米にしても、今なお白米一択のお店が多かったりで、もう少し健康のことを考えたレストランが増えてきて欲しいものです。
低糖質を意識した店が増えているラーメン業界
そんな中、意外にも、低糖質メニューを取り入れている率が高いレストランは、ラーメン屋さんです。
過去に2回ほど記事にいたしました。
糖質オフ麺やこんにゃく麺を起用して、低糖質メニューに取り入れているお店が増えてきています。
そんな中、低糖質レストランを探すならラーメン屋さんしかない!ということで、チェックをしていたところ、神奈川を代表するとあるラーメン店で、こんにゃく麺を提供しているという情報をキャッチ。
これは食べなきゃということで、早速、チェックに行ってきました。
ZUND-BAR(ズンド・バー)
ZUND-BAR 本日より定休日が無くなり、週7日営業に変わります。旧定休日の水曜は、当面の間、一日を通してお席に余裕がある見込みです。皆さま、どうぞよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/647c5wnsOb
— ZUND–BAR (@ZundBar) June 14, 2017
今回お邪魔したお店はココ。2001年、神奈川県厚木市にオープンした「ZUND-BAR」。
神奈川を代表する超有名ラーメン店で、交通の便が悪い山奥にあるにも関わらず、その味を求めて、ラーメンファンが押し寄せてくる名店です。
現在は、こちらの「ZUND-BAR」の味をより多くの人たちに食べてもらいたいということで、都内を中心に、オープンキッチン・カウンターの「AFURI」も展開。食べたことや聞いてことがある人も多いのではないでしょうか。
店内は、BARという名前を冠しているだけあって、とにかくオシャレ。清潔感があり、店員さんもラーメン屋さんでたまに見かける頑固オヤジでない、丁寧な物腰の方々ばかりなので、女性ひとりでも気軽に入ることができそうです。 また、定期的な換気、アクリルパーテーション設置、隣同士の感覚を開けるなどコロナウィルスの対策も万全でした。❗️AFURI原宿、完全キャッシュレス化のお知らせ❗️
— AFURI (@AFURI_fineramen) November 9, 2020
一週間後の11月16日(月)よりAFURI原宿は、完全キャッシュレスの券売機を導入いたします!
現金でご利用いただいているお客様はご注意くださいますようお願い申しあげます🙇♀️#AFURI原宿 #キャッシュレス #TERAOKA pic.twitter.com/TMAFxAhmvS
課金なしのこんにゃく麺
今回は、11月のとある土曜日夜に来店。お店に着いたら、予想通りの長蛇の列。相変わらずの人気ぶりです。
待っている間、メニューを見てみると、いきなり、こんにゃく麺を発見。しかも、通常の麺とこんにゃく麺の二択が出来る!

こんにゃく麺や糖質オフ麺を用意してくれるラーメン屋はちょっとずつ増えてきいているものの、コスト面の問題なのか、ほとんどのお店でこんにゃく麺をチョイスする場合は、プラス100円ほど追加することがほとんど。
よって課金も覚悟していましたが、最初から選択肢に入れているとは、さすが人気店のZUND-BAR、その辺りもお客様ファーストとなっています。
そのお味は
今回注文したのは、醤油らーめん+こんにゃく麺+炙りチャーシュー。

麺をこんにゃく麺にするので、たまには脂くらい楽しもうと、鶏油のコクが美味しいまろ味をチョイス。
まずはスープを一口。
化学調味料を使っていないだけあって、尖った味もなく、とにかく優しいスープ。醤油ベースのスープはたくさんの食材の味が混ざり合っていて、何味と形容し難いシンプルなのに、複雑さを感じる美味しさ。ほんのり甘いスープと鶏油の脂はレンゲが止まらなくなります。
次に、何よりも気になっていたメイン食材であるこんにゃく麺を一口。
硬くもなく、柔らかくもなく、ちょうど良い感じ。通常麺ほどのコシはありませんが、喉越しはOKです。

味はこんにゃく臭さも感じられず、どちらかというと、しらたきに近いかも。でも、ラーメンに大切な食感が備わっているので、美味しく食べることができました。
あと、やはりこんにゃく麺は腹持ちが良くないかもしれません。だからと言って、低糖質生活をしている人は、大盛やサイドメニューの頼みすぎには注意が必要ですよ(笑)
麺の味に関しては、ほとんど感じることができませんでした。もともと無味に近い上、おそらくこの麺がスープを吸わないからだと思います。そこはこんにゃく麺の宿命かもしれませんね。
姉妹店のAFURIでも、こんにゃく麺の使用のほか、使用食材をすべて植物性のもので統一したヴィーガン向け「彩り野菜のヴィーガンらーめん」も出しているとのことなので、気になった方はぜひそちらも食べてみてくださいね。
店舗情報
ZUND-BAR(ズンド・バー) 住所:〒243-0121 神奈川県厚木市七沢1954-7 営業時間:平日 11:00~21:00(20:30 L.O) 休日 9:00~21:00(20:30 L.O)