- 低糖質生活とラーメン
- 九州じゃんがら
- 糖質50%オフ麺を採用
- 気になるお味は
「九州じゃんがら」の糖質50%オフ麺とは….
低糖質生活とラーメン
数年前、糖質制限ダイエットの効果が雑誌やテレビなどのメディアで脚光を浴びるや否や、低糖質生活を始める人が一気に増加。
実際、実践した多くの人が痩せたということもあって、SNS内でも糖質制限ダイエットが成功したという声が頻繁に上がっていましたよね。
しかし、当時は低糖質なメニューを提供しているレストランもほとんどなく、また食品メーカーも低糖質製品開発に着手したばかりで、糖質オフを実践するには自炊するしか選択肢がなかった時代。
そんな中でも比較的早い段階から糖質オフを取り入れていたのが、意外にもラーメン業界です。
糖質を多く含んでいる麺が入っているラーメンは低糖質生活をしている人にとっての大敵とも言われており、ダイエットを機にラーメンを自粛したという人もちらほら。
こうした声に立ち向かうため、意識の高い、特に大手のラーメンチェーンなどでは、こんにゃく麺を使用したり、糖質オフの麺を取り入れることにより、低糖質生活をしている人たちに対し、これらのラーメンならそこまで罪悪感はないと言った選択肢を与えてくれました。
九州じゃんがら
今回ご紹介するのは、東京都内で6店舗のチェーンを持つ、「九州じゃんがら」。
「じゃんがらラーメン」の愛称で人気のラーメン屋さんで、都内近郊に住んでいるラーメン通の中では知らぬ者がいないというほど超メジャーな存在。
東京人に本物の豚骨ラーメンを教えてくれたお店としても知られており、特にこってり味の「ぼんしゃん」の美味しさは中毒になるほど。
1984年の開業以来、今なお東京都にある豚骨ラーメンのお店の中でも、絶大な人気を誇り、キングオブ豚骨ラーメンとしても知られています。
糖質50%オフ麺を採用
店舗限定とはなりますが、そんな九州じゃんがらでも、低糖質生活をしている人待望の「糖質50%オフ麺」を採用しています。
当初は、今は無き日本橋店限定だったとのことですが、現在は、銀座店、原宿店でメニューに加わっているそう。
お客様の声がきっかけで開発したとのことで、すぐにこうした要望をカタチにできる企業姿勢に脱帽ですよね。
糖質50%オフ麺の中身を見てみると、100g当たりの糖質量は25.3g。
通常の九州じゃんがらで使用している麺の糖質量は、53.6gとのことなので、50%以下に抑えているのは嬉しいところ。
また、不溶性食物繊維は、100g当たり26.5gで、トマト約26個分、レタス約8.8個分、キャベツ約2.1個分に相当するんだとか。
この麺は、九州じゃんがらオリジナルで開発されており、単に糖質を下げた麺を作るのではなく、健康までを考えて作られた麺なので、低糖質生活をしていている人も安心して食べることができますよね。
気になるお味は
見た目は縮れ麺ですが、豚骨ラーメンの基本である細麺を継承。
味ですが、口に含むとわかるほんのり小麦の香りと、若干粉っぽさを感じる風味があり、いつもの麺とは明らかに違う感じ。
ただその粉っぽさが良くないということは決してなく、替え玉でいう粉落としやカタ麺に似ている味の麺だなと思いました。
よって、元々カタ麺が好きな人は、こちらの味や風味にハマる人が多いかもしれません。
麺はスープを程よく吸ってくれ、味が染み出すため、言うことなし。この辺りは、スープとなかなか絡みにくいこんにゃく麺とは明らかに違うなと思いました。かなり嬉しいポイントです。
意識して食べれば、通常麺との違いに気づく人が多いかと思いますが、普通に美味しい麺ですし、低糖質生活をしている人であれば、+50円で糖質50%オフ麺一択かと思います。
低糖質生活をしている人はラーメンを食べる機会も少ないと思いますので、たまのラーメンを楽しむときは、ぜひこうした健康に配慮したラーメン店さんで食べたいですよね。
※こちらの糖質50%オフ麺では、麺の固さ調整が不可となっているため、注文時にはご注意ください。