リニューアルしたカーボフは果たして美味しくなったのか?率直な意見を述べてみた。

Carboff(カーボフ)

Carboff(カーボフ)

低糖質パスタ麺の先駆けともいっていいほど、低糖質ブームの初期から商品化されていた「Carboff(カーボフ)」

炭水化物という意味のCarbohydrateをoffするというストレート過ぎる名称を由来としています。

こちらの商品、一時はCMを展開するなど大々的なキャンペーンを張っており、世の中に低糖質食品の存在を知らしめたほどの影響を与えました。

当サイト「低糖質生活」では、カーボフを2020年から追っており、過去に4回ほど記事化しています。

そんなカーボフですが、2021年夏に全面リニューアルを敢行。

緑を基調としたイメージカラーが大胆に代わり、現在はオレンジ色を纏った明るいパッケージに変更しています。

また味も大きく変わり、以前と比べかなり評判となっているとのことなので、その人気の要因はどこにあるのかについて探ってみました。

以前と比べてみると…

まず栄養成分表示を見てみると、

栄養成分リニューアル前リニューアル後
エネルギー274kcal271kcal
たんぱく質14.0g13.9g
脂質1.7g1.7g
炭水化物糖質: 29.8g
食物繊維: 41.5g
糖質: 27.3g
食物繊維: 45.5g
リン300mg
カリウム130mg

となっており、糖質が減り、食物繊維が増えるなどの違いが見られます。わずかとはいえ、数値が良い方向に変わることは低糖質生活をしている人にとっては嬉しいことですよね。

また、ここに以前は書いていなかった新たな成分が加えられており、

リン:人体に必要なミネラルの一種で、骨や歯を形成する

カリウム:人体に必要なミネラルの一種で、塩分の摂り過ぎを調整してくれる働きを持つ

と健康に必須な栄養素が含まれていることを伝えてくれています。

栄養にも配慮した商品ということがわかるので、こうした情報を入れてくれるのもありがたいですよね。

公式HPを見てみると、新カーボフは高圧押出成形機で製造しており、デュラム・セモリナ100%の スパゲッティに近い美味しさに仕上げているとのこと。以前のものは、ややざらざらしていると口コミが多かったので、その辺りが改善されているか注目です。

カーボフの麺の量

内容量は80g×3回でちょうど良いサイズの240gで前と同じ。この量がそのまま踏襲されているということは、これが低糖質生活をしている人のベストな分量と判断しているのかもしれませんね。

茹で時間は13分とこちらも前のものと同じ。しかし、以前のものは15分ほど茹でなければ硬くて食べられなかったことを考えると、果たして13分で大丈夫なのか気になるところです。

気になるお味は

ツルツルの歯触りのパスタ麺

茹で時間は説明書通りの13分きっちりでお皿に移すことに。まずは何もかけずに麺だけを食べてみると…ツルツルの歯触りに心底驚きました。この食感であれば、一般的なパスタ麺と変わらないように思いました。

また気になっていた硬さですが、13分でちょうど良い硬さに。これでさらに長い時間茹でるような裏技をする必要もなさそうです。

カーボフのパスタ麺

今回はミートソースをかけて食べてみましたが、麺にも程よく味が馴染み、一体感があり、とても美味しく食べることが出来ました。これならスープパスタや和風パスタなどとも相性が良さそうな気がします。

ちなみに、この美味しさの秘密は、小麦たんぱくなどの原材料の配合に工夫をこしらえたことにあるとのこと。ユーザーからのマイナスの声を元に大きく改善してくれたメーカーの努力には頭が下がるばかりです。

今回のリニューアルで、低糖質モノとはわからないほどの完成度が高いパスタ麺に生まれ変わったカーボフ。

食べたことがない人だけでなく、食べるのをやめてしまった低糖質生活をしている人もぜひ一度チャレンジしてみてください。

きっと気に入ってくれるはずです。