最近ブームのお米の代わりにオートミールを使ってトマトリゾットを作ってみた。

低糖質レシピ オートミールのトマトリゾット

今、話題のオートミール

よく雑誌やネットで目にする「○○で痩せた!」

○○の部分は時代ごとによっても違いますが、最近やたらと目にするのが「オートミールで痩せた!」。

白米をやめ、その代わりにオートミールを摂取したら、痩せたという話が、ネット上に数多く溢れています。

特に、低糖質生活をしている方々は目にする機会が多いのではないでしょうか?

そんなオートミール、どんな食べ物か知っていますか?

オートミールとは、燕麦を脱穀して調理しやすく加工したもの。

食物繊維が豊富であること、飽和脂肪酸が少ないこと、それに低GI食品ということもあり、最近では何度目かのブームとなっています。

海外などでは、シリアルと並んで、朝食の定番となっているほど。

ただ、日本では、そもそもおいしくないとか、白米好きの日本人には合わないなど、マイナス評価の声が多く飛び交っている食品。

スーパーに行っても、お米とは違い、シリアルの一角に1~2社の製品しか置いていないなど、とにかく地味な存在のままひっそりと売られている印象があります。

しかし、昨今のオートミールダイエットのブームに乗じて、スーパーでは品切れ続出。いっときの納豆のような状況となっています。

だったら、流行に乗って、買うしかない!ということで、早速スーパーへ行って、買ってきました。

トマトリゾットを作ってみた

今回は、お米代わりに、お米もどきのオートミール料理を作ってみました。

「オートミールのトマトリゾット」

ハム、トマト、たまねぎ
にんにく

<材料>

  • オートミール 100g
  • 塩 ひとつまみ
  • トマト 2個
  • 玉ねぎ 1個
  • ハム 適量
  • ニンニク(1切れをみじん切りに)
  • ブイヨン 1個
  • オリーブオイル 適量
  • 隠し味に、生クリーム
  • さらに乗せた後に、粉チーズ 適量

はじめに、みじん切りにしたニンニクをオリーブオイルで炒める。

ニンニクの匂いが立ってきたら、みじん切りにした玉ねぎと細かく刻んだハムを加え、塩胡椒をし、しんなりするまで炒める。

次に、潰したトマトを投入。トマトが全体に回ったら、コクを出すためのブイヨンを投入し、弱火で1分ほど煮込む。

全体的に馴染んできたら、オートミールと塩をひとつまみ入れて、粘り気が出てくるまで煮込む(この間、3分ほど)。

最後に、隠し味の生クリームを適量入れて、煮込んだら出来上がり。

気になるお味は

オートミールはチャーハンのようなパラパラした方が美味しい料理には向いていませんが、べちょべちょ(表現が悪くすみません)した料理とは相性抜群!

その点、リゾットを作るのには、最適な食材かと思いました。

トマトと玉ねぎ、ほんのりニンニクのおかげで、オートミール特有の癖を消してくれるため、お米で作ったトマトリゾットに匹敵するお味に。

特に、イタリア料理のマストアイテムであるニンニクとオリーブオイルは、オートミールの味を数段引き上げてくれると思いました。

また、今回は、100gのオートミールを使用しましたが、お水を吸って膨らんだため、3食分ほどのトマトリゾットを作ることができたのも嬉しい発見。

ちなみに、後日、ホールトマトでも作ってみましたが、生のトマトの方が風味豊かで数倍美味しいと思いました。参考までに。

どんなレシピに合う?

リゾット類では、チーズリゾットはもちろん、和風リゾットなどとも相性バッチリ。

特に、和風リゾットは、お湯を沸かして、オートミールを投入、塩をひとつまみ入れて、お粥風にし、そこに鮭などの濃い味付けのもを入れれば、すぐにできちゃいます。でもリゾットというより、これは雑炊かもしれませんね(笑)

また、水だけでなく、実は牛乳で煮込んで、はちみつを加えれば、スイーツも作ることができちゃうので、幅広い料理に使えますよ。

ダイエットに勤しんでいる方は、ぜひ白米代わりに、デザート用に、栄養満点のオートミールを食べてみてくださいね。

栄養成分表示(1食分 30g当たり)

エネルギー111kcal
たんぱく質4.4g
脂質2.0g
炭水化物:糖質17.28g
食物繊維3.30g
食塩相当量0.0g
カルシウム15mg
1.4mg
ビタミンB10.11mg
ビタミンB60.05mg
ビタミンE0.2mg
水溶性食物繊維1.85g
不溶性食物繊維1.45g

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