昆虫食?低糖食?
- 昆虫食とは
- 長野県阿智村
- 昆虫食と低糖質
- 販売概要
- 信州の食卓「蜂の子」「イナゴ」佃煮
昆虫食とは
近年、ニュースなどでもよく目にする昆虫食という言葉。
地球の人口が2050年には100億人に迫ると言われる中、今後の食糧や水資源の確保と環境問題の解決策のひとつとして注目を集めています。
日本では、古くから昆虫が食べられており、最古の記録ではなんと平安時代までさかのぼるほど。今となっては、「見た目が苦手」「ゲテモノ」と呼ばれることもある昆虫ですが、昔の日本では日常的に食べられ「食用」「薬用」として常食されていました。
最近の昆虫食は、食用のコオロギやバッタ、ワームなどを使って作られており、栄養価が高く、生産効率も良いことから、環境にとてもやさしい商品としても普及。
虫の原型がなくチョコレートやせんべいなどに加工をした商品も増えており、全世界約20億人が昆虫を食べるまでになってきています。
長野県阿智村
そんな昆虫食に目を付けたのが、長野県の阿智村。
長野県の南端にあり、「昼神温泉」と「花桃の里」で知られる山あいの静かな村で、平成18年には環境省が実施した全国星空継続観察において「星の観察に適していた場所」の第1位になったこともある、アウトドアファンにはお馴染みの自然豊かな村としても有名です。
こちらでは、古くから昆虫が食べる昆虫食文化が今なお残っており、人々の健康に寄り添ってきました。
今回、そのような伝統を生かした形をとって、昆虫食を販売する自動販売機を昼神温泉に設置することを決定。
信州の伝統的な食文化継承、環境保全の一環として、信州産の「蜂の子」「イナゴ」の佃煮を販売することとなりました。
昆虫食と低糖質
昆虫の種類にもよりますが、例えばコオロギの場合、成分の約7割がタンパク質で低糖質、鉄分、カルシウムはもとより亜鉛、ビタミンB12、必須アミノ酸BCAA、オメガ3など健康成分が豊富に含まれています。
全ての昆虫に該当するとは限りませんが、一般的には昆虫は低糖質のものが多く、実はダイエットにもピッタリと言われています。
販売概要
信州の伝統的な珍味の長野県産「蜂の子」「イナゴ」の佃煮を昆虫自動販売機はこちら。
販売開始:2022年5月30日(月)
自動販売機設置場所:観光拠点施設ACHI BASE
〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里338-25
TEL: 0265-49-3177
購入可能時間:24時間
- 信州の食卓「蜂の子」「イナゴ」佃煮
- タガメサイダー
- コオロギ
- シルクワーム
- タランチュラ
- セミの幼虫
- チョコバッタ
など計20種類以上。
※時期により商品・数量が変更となる場合がございます。
信州の食卓「蜂の子」「イナゴ」佃煮
昔は、山国信州の貴重なタンパク源として食べられていた昆虫食の佃煮。現在では、珍味として食べられています。
蜂の子
品名 | 蜂の子佃煮 |
販売価格 | 1,600円 |
原材料 | 蜂の子(クロスズメバチ)、砂糖、醤油、酒、 調味料(アミノ酸等)、還元澱粉加水分解物 |
内容量 | 60g |
賞味期間 | 1年間 |
イナゴ
品名 | いなご佃煮 |
販売価格 | 500円 |
原材料 | いなご、砂糖、醤油、酒、調味料(アミノ酸等)、 還元澱粉加水分解物(原料の一部に小麦を含む) |
内容量 | 60g |
賞味期間 | 1年間 |
※昆虫は、甲殻類「エビ、カニ」等と非常に近い生物です。また、小麦成分が含まれております。アレルギーをお持ちの方は十分ご注意ください。
スタービレッジ阿智誘客促進協議会:http://sva.jp/
株式会社阿智昼神観光局:http://hirugamionsen.jp/