低糖質お弁当シリーズ ~鶏むね肉の塩麹ソテー弁当編~
糖質オフ生活でもチョコレートが食べたい!
最近、お気に入りのおやつがあります。夫がコンビニで見つけてきてくれたのですが…。こちら!
ロッテの「ゼロ シュガーフリーチョコレート」。最近よく見る、いわゆる“お口で溶けて、手で溶けない”タイプのキューブ型チョコレートです。
こういったシュガーフリーを謳うスイーツには懐疑的だった私ですが、一つ食べてびっくり!
すっごく美味しい! (当たり前だけど)ちゃんとチョコレートじゃないの!
砂糖も使わず糖類も使わず、こんなに美味しいなんてすごい。
パッケージに“まろやかなコク”とある通り、ミルキーな味わい。冷やすとパリッとなり、それもまた美味しいのですが、私としては、常温でしばらく放置し、やわらかめで食べるのがお気に入りです。
実験的にしばらく手で握ってみたのですが、チョコがやわらかくはなるものの、手にベタベタと着くことはありません。仕事中も安心して食べられそうです(笑)。
とはいえ、やはりチョコレート。40g中の糖質は15.9gと、普通のミルクチョコレートより少し低いくらいなので(一般的にミルクチョコレート40gの糖質は20gくらいだそう)。食べ過ぎは厳禁です。
摂り過ぎに注意しながら、上手に塩麹とつきあいたい
さて、本日のお弁当のメニューはこちら。
- 鶏むね肉の塩麹ソテー
- チンゲン菜とツナの卵焼き
- ピーマンの塩焼き
- コンニャクとニンジンの煮物
今更ですが、塩麹にハマってしまいました。前の晩、お肉をマリネしておくだけで味がきっちり決まるなんて、お弁当のおかずにうってつけ。
塩麹は原料が米麹のため、糖質が全体量の約30%あるとも聞きます。糖質量高めの調味料ではありますが、一度に大量に使うものではないので。お肉にまぶすくらいの量なら、私はOKかなと思っています。
今回は、鶏むね肉1枚を一口大に切り、大さじ1の塩麹でマリネしておいたものを、ゴマ油でソテーしました。
塩麹のもう一つ嬉しい効果としては、酵素の働きでお肉がやわらかく仕上がるということ。
実は私、お肉を焼くのが苦手です(じゃあ、何が得意なんだ!という話もありますが(笑))。
特にお弁当の時などは、ちゃんと中まで火が入ったか心配で、つい焼き過ぎてはお肉が固くなり、夫からクレームが入ってきたことも。
けれど、塩麹でマリネしたお肉はしっかり焼いても、やわらかいまま(←もちろん、限度はあります)。安心して調理に励めるため、強い味方になってくれるのです。
低糖質食材を使って、アレンジ卵焼きに挑戦!
副菜のメインは、お初レシピの卵焼き。
チンゲン菜のおひたし(前夜の残り)とツナを少量の醤油で和え、卵焼きで巻いてみました。
卵も含め、全て低糖質食材なので安心。ただ、ツナの分量が多かったのか少々具材がやわらかく、きれいに切るのが難しかった! ここは改善の余地ありです。
ピーマンはサッとオリーブオイルで焼いて、塩コショウしただけ。
煮物は、晩ご飯の残り物。ミリンと砂糖は控えめでスッキリ仕上げましたが、実は里芋も入れていました。けれど、プチ糖質オフ弁当ということで、ここは里芋オフに(笑)。カツオブシを振りかけ、仕上げています。
卵焼きにやたらと時間をかけてしまったため、出発時間ギリギリにできたお弁当を持って、夫は急いで出かけて行きました。
そして、夜。
帰ってきた夫に、恒例のインタビュー。
「美味しかったよ! お肉、いいね!」
「でしょ⁉︎ あれ、塩麹でマリネしてるだけなんだよ~」
「うん、味もなんだけど、すごくやわらかかった! 弁当の肉、ちょっと固い時があるって言ったでしょ? “昼休みの間に、この肉噛み終わるかな?”なんて心配になったりしてさ(笑)」
「あはは、そこまで固くないでしょ!(笑)」
「ごめんごめん(笑)。それは冗談だけど、肉の焼き具合の見極め、本当に上手になったと思う! すごいよ!!」
夫よ、ごめん笑
それはきっと、塩麹の酵素が頑張って分解してくれたから。私のお肉の焼き時間は、いつもと変わらないんだよ。
――でもそれ、言わないけどね!(笑)
夫の嬉しそうな笑顔からそっと目線を外し、ますますの料理修行を誓った私なのでした。
「お弁当、どうだった?」